よわねこ愚読録/古事記物語ー1

先日、千 玄室氏(裏千家 第15代家元)の講演を拝聴しました。日本文化に触れたお話のなかで、「ぜひ、古事記をお読みになってみてください」と語られ、恥ずかしながら未読だった僕は、今更ながら手に取った次第です。とはいうものの、はて、数ある編集・出版物のなかで、どれを選んだらよいものかと思案していました。そこで見つけたのが、鈴木三重吉氏が子ども向けに編集した『古事記物語』です。三重吉は、児童雑誌『赤い鳥』を創刊した児童文化運動の父と呼ばれる小説家。『赤い鳥』には、芥川龍之介、泉鏡花、北原白秋、谷崎潤一郎など錚々たる作家たちが寄稿したといいます。今春、偶然にも、赤い鳥社・鈴木三重吉旧宅跡(東京都豊島区)を訪ねていた僕は(3月11日のブログの画像はそこで撮影したものです)、なんだか不思議な縁を感じ、『古事記物語』を手にしました。読み進めるうちに、僕の心の不安はすっかり晴れていきました。その理由は次回に・・・。次回は10月24日頃に😊)