スナフキン(トーベ・ヤンソン作のムーミン童話の登場人物)を師と仰いでいることを公言して以来、身辺の有り様を、これまで以上にシンプルに、と心がけるようになりました。旅を日常として、旅のなかに生きたいと願うには、僕は、あまりにも多くのモノに囲まれていました。まずは、何より本棚の整理から!と思い立ち、ごっそり整理すると、中学生の頃に書いた、文集が見つかりました。「しながわ」と題されたその冊子は、品川区の教育委員会が作成した文集のようで、区内の中学校から、各校の生徒が寄稿しています。僕の作文が掲載された第21号は、「働く」がテーマでした。「働くということは、生きることだと思う」と書いた、当時(中学3年生)の僕の言葉に、はっとさせられました。自己実現ではなく、社会貢献でもなく、「生きること」と表現していた自分に、何か、今の自分へのエールをもらった思いがしたからです。働くとは、生きること。改めて胸に刻んで、明日を迎えようと思います。あなたにとって「働く」とは、なんですか?(次回は5月6日頃に😊)