ほぼ隔週刊詩

隔週のほぼ水曜日にお届け/作品集からご紹介しています(一部 書き下ろし)

(#63/0922)  

 

『次、行ってみよー!』  

 

常識なんて蹴飛ばそう

義理人情もほどほどに 

いのちあってのモノダネだ 

次、行ってみよー!  

 

ごめんなさいと頭を下げて 

お天道様を見上げよう 

今があってのモノダネだ 

次、行ってみよー!     

 

背負えなければ投げ出そう 

弱音泣き言大歓迎  

こころあってのモノダネだ

次、行ってみよー!

 

生きて生きて生き延びて   

いのちのバトンをつなぐのだ 

 

泣いて泣いて笑い飛ばして  

今日の奇跡をつなぐのだ  

 

次、行ってみよー!

 

(『ココロミ絵手紙』より)

 

(#62/0909)

 

誰にもいいたくない。

誰にも知られたくない。

めんどうくさいもの。

ほんとのことなんて。

 

(『サクラごはん』より)

 

(#61/0826)

 

『私は今 ここにいる』

 

私は今 ここにいる

抱えた荷物も そのままに

悔しさに泣いた日も過ぎて

 

私は今 ここにいる

わずかな自信を追い風に

苛立ちさえもねじ伏せて

 

変わる世界を目の前に

告白さえも許されず

ただ微笑みを浮かべている

そうして自分を支えている 

 

私は今 ここにいる

深い孤独も そのままに

わが身を責める日を重ね

 

変わらぬ世界に失望し

向き合う勇気も捨てかけて

ただ微笑みを浮かべている

そうして自分を支えている

 

私は どこに 向かうのか

私は なにを 探しているのか

 

わからないまま 過ごしている

時間ばかりが 過ぎて行く

 

私は今 ここにいる

 

(『いきるのうた』より)

 

(#60/0729)

 

向かい風は

進む力を鍛えてくれる

見えぬ不安は

笑う勇気を起こしてくれる

 

ただ 受け止めて

寄り添って

 

そんな時間を知ったなら

比べなくても良いのだと

空の応えが届くはず

 

(『世界に一つのあなたへの詩』より)

 

(#59/0715)

 

帰ろうと あの日の私が 

呼んでいる 空に夕焼け

ふりかえることはできても

戻れない 今を生きているから

 

生まれ変わって いつかまた

めぐり逢えたら そのときに

ふれあった日々の記憶を

新しい色で 染めましょう

 

 

教えたい あの日の私に 

伝えたい 今日の夕焼け

夢を見て過ごす時間が

かがやきを 与えてくれると

 

生まれ変わって いつかまた

めぐり逢えたら そのときに

ふれあった日々の記憶を

新しい色で 染めましょう

 

(『夢の歌』より)

 

(#58/0702)

 

あれは 夢でしょうか

それとも 遠い日の記憶でしょうか

小さな屋根の下 ひとりで ひざを抱えている私

何に怯えているの? 何に傷ついたの?

 

これは 罰でしょうか

それとも 与えられた試練でしょうか

大きな空の下 ひとりで 道を探している私

何処に向かっているの? 何が待っているの?

 

その花を摘まないで ふるえている その花を

お願い それは私なの

 

それは 希望でしょうか

それとも 誰かの嘘でしょうか

かすかな光に向け ひとりで 歩きはじめた私

何も持たないまま 何も変わらないまま

 

その花を摘まないで ふるえている その花を

お願い それは私なの

お願い それは私なの

 

(『花の歌』より)

 

(#57/0617)

 

あなたが どんなであろうとも

あなたは 愛されているのです

世界があなたを裁いても

あなたは 守られているのです

星の光が とどくでしょう

風の歌が なでるでしょう

 

あなたが どんなであろうとも

あしたは かならず来るのです

その日があなたに迫っても

あなたは 輝いているのです

波の音が きこえるでしょう

鐘の音を 感じるでしょう

 

あなたは 生きているのです

 

(『神記憶』より)