ほぼ隔週刊詩

隔週のほぼ水曜日にお届け/作品集からご紹介しています(一部 書き下ろし)

(#48/0212)

 

忘れていないだろうか 

違う世界を生きてきた記憶を 

 

奇跡の出会いをまえに 

かすかな予感のなかに

ふいに覚える残像の先に 

 

遠ざけていないだろうか 

違う世界を生きた日の記憶を  

 

生きるとは かかわること   

 

こころの声に気が付けば 

進むべき道は示される  

 

喜びの旗を掲げ 

風吹く先へ踏み出そう  

 

次の世界に進むため 

この世に生を受けたのだ  

 

からだに宇宙を携えて 

この世に生を受けたのだ

 

(『宇宙詩』 より)

 

(#47/0128)

 

きれいなものが好きなのは、

汚れを隠してくれるから。

 

つめたい人が好きなのは、

やさしい人とは違うから。

 

大声出して笑うのは、

大声出して泣きたいから。

 

(『サクラごはん』 より)

 

(#46/0115)

 

其の日を覚悟せよ

さすれば時は宝となる

其の地を見定めよ

さすれば道は花で満つ

我が身命 我がものに非ず

 

(『過去鏡』~私を捉え目覚めさせる聖地の光と陰と連なる言の葉~より)

 

(#45/0104)

 

『劇変』

 

信じる人に訪れる

奇跡のような日々

労わる人に開かれる

暖炉のような時間

自我を超えて自己へ

 

(書き下ろし)

 

(#44/1218)

 

誰かの地図をたどっても

見える景色は異なるらしい

胸の鼓動がコンパスで

道なき道がキャンバスだ

背中を追うのはやめにして

私の景色を見に行こう

 

(『ワタシへのメッセージ』より)

 

(#43/1204)

 

私から「もっと」を奪ってください。

「もっと」が、この身を惑わせて、苦しめて、

底なしの不安の井戸に引きずりこむのです。

羨望、憎悪を、増幅させるのです。

この心から「もっと」が消えたら、

安らぎに満ちた「今」が見えてくるというのに。

罪深き、わが身です。

「もっと」を手放し、「おかげ」に生きたい。

私から「もっと」を奪ってください。 

 

(『ふと舞い降りた無色の言の葉』より)

 

(#42/1120)

 

大きな箱が好きですか 

たくさん詰めたら重いのに 

小さな箱が好きですか 

どこかに忘れてしまうのに 

箱などほんとは無いほうが 

いつでもどこへでも行けるのに

 

(『ワタシへのメッセージ』より)

 

(#41/1105)

 

悲しいことがあった日は

喜びのタネを一つまき

苦しい思いをした日には

楽しいユメを一つ見る

涙は空に残らず預け

大地を潤す雨となす

何も恐れることはない

空は空 風は風

誰にも変えることなどできぬ

山は山 雲は雲

すべては元に戻るだけ

すべては天に還るだけ

 

(『神記憶』~私を受け止め明日へと導く風と雲と空の道~ より)

 

(#40/1023)

 

もう会えないと知っていたら

やさしい言葉をかけたいな。

もう会わないと決めていたら

やさしい顔で手を振りたいな。

そんな気になる半月夜。

明日もきっと晴れますように。

 

(『よわねこ詩作家修業日記』より)

 

(#39/1010)

 

受け取ったモノは何かしら。

手わたせるモノは何かしら。

イノチという名のかかわりが。

今日もワタシを生かしている。

 

 

(『泳画』より)