ほぼ隔週刊詩

隔週のほぼ水曜日にお届け/作品集からご紹介しています(一部 書き下ろし)

(#55/0520)

 

だいじょうぶ 言葉には 見えない力があるらしい

だいじょうぶ 言葉には 救いの力もあるらしい

 

あの日 この胸を痛めた 忘れられない ひとこと

あの日 この胸に誓った 激しい あの思い

 

だいじょうぶ 言葉には いやしの力があるらしい

だいじょうぶ 言葉には ゆるしの力もあるらしい 

 

信じて行こう 生かされた今を

笑って行こう なんにもなくたって

 

信じて行こう 生かされた今を

笑って行こう なんにもなくたって

 

だいじょうぶ 言葉には 見えない力があるらしい

だいじょうぶ 言葉には 救いの力もあるらしい

 

(『DAIJOB』より)

 

(#54/0506)

 

私の味方は誰でしょう 

隠した涙を知っていて 

心細さを知っていて  

笑顔の訳を知っている 

そんな味方は誰でしょう 

それは私の胸のなか 

秘密の扉の奥にいる 

ワタシという名の私です  

いつでも受け止め認めてくれる 

私の味方はワタシです

 

(『言の葉Bar』より)

 

(#53/0422)

 

このかなしみは 誰のモノ

去ってしまった 彼のモノ

ひとり残された 我のモノ

 

ハナが咲くのは 何のタメ

ミツで生き抜く 蝶のタメ

アシタ生まれる 命のタメ

 

このかなしみは きっとハナ

アシタにつづく きっとミチ

 

(『神記憶』より)

 

(#52/0408)

 

コップの水がたまったら

あふれて倒れて空になる

そっとこの手で立て直し

コップの水がたまるまで

気にせず生きていくのです

その繰り返しでいいのです

 

(『ワタシへのメッセージ』より)

 

(#51/0325)

 

『誰かのために生かされている』

 

ワタシは誰かのために生かされている

どうしようもない

この悲しみを 分かち合うために

ワタシは誰かのために生かされている

抑えようのない

この怒りを 慰め合うために

ワタシは誰かのために生かされている

救いようのない

この寂しさを 語り合うために

ワタシは誰かのために生かされている

拭いようのない

この不安を 支え合うために

だから・・・・

閉じ込もらないで

黙り込まないで

まだ会えぬ 誰かのために 声をあげなくては

ワタシは 生かされているから

 

(『よわねこ詩作家修業日記』より)

 

(#50/0312)

 

きみは 風の歌を聞いたかい

丘の上で 身を委ねるように

目を閉じて 耳をすませて

つばさのように 腕を広げて

聞こえるかい 聞こえるかい

 

きみは 見えないものを信じるかい

暗闇に差し込む 光のように

色はなく 手にもつかめない

炎のように こころまで暖めるもの

感じるかい 感じるかい

 

(『風の歌』より)

 

(#49/0226)

 

月こそは

我が光明と

見付けたり

 

(『月抄会』より)

 

(#48/0212)

 

忘れていないだろうか 

違う世界を生きてきた記憶を 

 

奇跡の出会いをまえに 

かすかな予感のなかに

ふいに覚える残像の先に 

 

遠ざけていないだろうか 

違う世界を生きた日の記憶を  

 

生きるとは かかわること   

 

こころの声に気が付けば 

進むべき道は示される  

 

喜びの旗を掲げ 

風吹く先へ踏み出そう  

 

次の世界に進むため 

この世に生を受けたのだ  

 

からだに宇宙を携えて 

この世に生を受けたのだ

 

(『宇宙詩』 より)