ほぼ隔週刊詩

隔週のほぼ水曜日にお届け/作品集からご紹介しています(一部 書き下ろし)

(#52/0408)

 

コップの水がたまったら

あふれて倒れて空になる

そっとこの手で立て直し

コップの水がたまるまで

気にせず生きていくのです

その繰り返しでいいのです

 

(『ワタシへのメッセージ』より)

 

(#51/0325)

 

『誰かのために生かされている』

 

ワタシは誰かのために生かされている

どうしようもない

この悲しみを 分かち合うために

ワタシは誰かのために生かされている

抑えようのない

この怒りを 慰め合うために

ワタシは誰かのために生かされている

救いようのない

この寂しさを 語り合うために

ワタシは誰かのために生かされている

拭いようのない

この不安を 支え合うために

だから・・・・

閉じ込もらないで

黙り込まないで

まだ会えぬ 誰かのために 声をあげなくては

ワタシは 生かされているから

 

(『よわねこ詩作家修業日記』より)

 

(#50/0312)

 

きみは 風の歌を聞いたかい?

丘の上で 身を委ねるように

目を閉じて 耳をすませて

つばさのように 腕を広げて

聞こえるかい? 聞こえるかい?

 

きみは 見えないものを信じるかい?

暗闇に差し込む 光のように

色はなく 手にもつかめない

炎のように こころまで暖めるもの

感じるかい? 感じるかい?

 

(『風の歌』より)

 

(#49/0226)

 

月こそは

我が光明と

見付けたり

 

(『月抄会』より)

 

(#48/0212)

 

忘れていないだろうか 

違う世界を生きてきた記憶を 

 

奇跡の出会いをまえに 

かすかな予感のなかに

ふいに覚える残像の先に 

 

遠ざけていないだろうか 

違う世界を生きた日の記憶を  

 

生きるとは かかわること   

 

こころの声に気が付けば 

進むべき道は示される  

 

喜びの旗を掲げ 

風吹く先へ踏み出そう  

 

次の世界に進むため 

この世に生を受けたのだ  

 

からだに宇宙を携えて 

この世に生を受けたのだ

 

(『宇宙詩』 より)

 

(#47/0128)

 

きれいなものが好きなのは、

汚れを隠してくれるから。

 

つめたい人が好きなのは、

やさしい人とは違うから。

 

大声出して笑うのは、

大声出して泣きたいから。

 

(『サクラごはん』 より)

 

(#46/0115)

 

其の日を覚悟せよ

さすれば時は宝となる

其の地を見定めよ

さすれば道は花で満つ

我が身命 我がものに非ず

 

(『過去鏡』~私を捉え目覚めさせる聖地の光と陰と連なる言の葉~より)

 

(#45/0104)

 

『劇変』

 

信じる人に訪れる

奇跡のような日々

労わる人に開かれる

暖炉のような時間

自我を超えて自己へ

 

(書き下ろし)

 

(#44/1218)